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(blog) 百田尚樹氏の講演を聞いて

業務部の松井です。

 先日ベストセラーになった「永遠の0」の著者、百田尚樹(ひゃくたなおき)氏の講演会を聞いてきました。
 50歳で作家デビューというのはかなり遅いそうです。
 決心したのは、探偵ナイトスクープ(百田氏はその番組の放送作家をされてます)で、94歳のマジシャンが88歳で整体師の免許を取ったということを聞いて、一念発起したそうです。
 昨年出版された「海賊と呼ばれた男」は本屋大賞を取りました。
 出光興産㈱創業者の出光佐三氏の生涯が書かれている実話本です。
 私は関与先事業所を通じて出光美術館にも行き、「日章丸事件」のこともぼんやりと知ってはいたのですが、この本を読んで衝撃が走り、感動しまた涙しました。
 このようなすごい日本人がほんとにいたのか?ここに書かれていることは事実なのか?脚色がないのか?等々ほんとうにインターネットで調べてみました。
 百田氏は講演で「日章丸事件」のことすら全く知らなかったと言われていました。
 そして出版社から「日章丸事件」や出光佐三氏の膨大な資料をもらい、それを読みふけるうちに涙が止まらなくなったそうです。
 出光佐三氏は、日記形式で自分の会話も詳細に記録していたそうで、その生き様の全容を知ったとき、この事実は今の現代人に十分知らしておかないといけない、東北大震災で日本はまた日本人は大きなダメージを受け、原発のことも含めまだまだ解決しておりませんが、こういう時代にこそ出光佐三氏の生き様を本にし、日本人の心に勇気を与えようと思ったそうです。
 出光佐三氏は、戦後会社のほとんどの資産を失いましたが、終戦の2日後に従業員に対して「愚痴を言うな。日本は必ず復興する。直ちに取り掛かれ」と言ったそうです。
 百田氏曰く「戦争で日本はアメリカにコテンパンにやられました。東京はほとんどが焼け野原で、インフラは壊滅状態で、その他の主要都市も爆撃でやられ、原爆を2発落とされ、300万人の命が失われ、そのうち230万人が若い兵隊で、働き盛りの人員がいなくなり、なおかつ満州や東南アジアにいた日本人がどんどん引き上げてくる。食料もない、電気・水道・ガスもない状態で、日本の復興は50年かかると当時言われていた中で、出光佐三氏は『日本は必ず復興する』と言ったのです。実際日本は19年後にオリンピックができるほど完全復興しました。高速道路や新幹線もでき、世界第2の経済大国になりました。すごいことを諸先輩方はやられたのです。我々も必ずできるのです。」

 百田氏の話を聞きながら、じわーっと涙が出てきました。
 愚痴を言わず、実行しましょう。