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(blog)「その人の本質」 がわかる質問

業務部の下村です。

2019年も始まりました。本年も何卒宜しくお願い致します。

 

昨年の末、ある顧問先様にご訪問した時に、社長様から「その人の本質がわかる質問って何と思う?」と聞かれました。

 

「あの人」ってどんな人なんだろう…

相手に関心を持った時に誰でも思うことですが、表面的ではなく本質的なところってなかなかわからないのが実際のところです。

年から年中一緒に暮らしていたら、“作っていない”部分も見れるので、おおよそその人を知ることはできますが、とはいっても夫婦であっても分かっていない部分もあるのではないでしょうか。

たまたま、お会いした時に「その人」が優しく接してくれた場合、優しいイメージになるでしょうし、厳しく対応された場合、嫌なイメージになるでしょう。

ただそれは、その場(環境、状況、立場)でのその人ですし、その時の精神状態にも左右されますし、その人の一面だけかもしれません。

もちろんそれもその人なのは事実ですが。

 

よく、「部屋を見たらわかる」とか「机を見たらわかる」ともいいますし、「車の運転を見たらわかる」とも言われます。車の運転については、ふとした時に、素が出ている瞬間が見れるからということだと思います。しかしまたこれもその時の機嫌や心境による一面なのかもしれません。

もちろんその人の本質の一部分であることは事実ですが。

 

「ゴルフを1日すればわかる」ともよく言います。早朝から夕方まで長時間プレーの様々な局面での様子を見ることができるからということですが、上手下手とかではなくその人の性格や様々な局面での心的反応は読み取れることはできると思います。しかしこれもまた一面です。

 

私は「その人の働き様は生き様そのもの」と昔から思っています。

ゴルフよりはるかに長期間、はるかに様々な局面における様子がうかがえます。局面に応じた仕事の仕方やコミュニケーションの取り方も特徴がでます。服装などからも性格的なものもうかがえます。24時間365日、ずっと自分を作っていることはほぼ不可能なので、多様な一面を伺うことができます。“趣味・遊び”ではない所での姿を通じてわかる情報量は比較にならないほど多くなります。 ただこれも一面です。

 

 

個々人の性格は本来的に備わっているものや幼少期で形成されたものが内面的な核をなし、その後社会などでの接触・経験で備わる外面的なものがあわさってできていますが、外面的な部分は、その後の経験などで変化してきますが、内面的に核をなすところはほぼ変わらないとされています。

その人の幼少期から青年期までどう過ごしてきたのか、交遊関係や学生生活、趣味、スポーツ、取り組んできたこと、家族との関係などを聴くことによって、その人の本質的なところを感じとることはできると思います。

ただ、親しい関係でないと実際は本当のところはなかなか聞くことができません。

 

顧問先の社長様がおっしゃられた答えは、

「あなたが、お金も十分にあって、家も車も服も宝飾品も欲しいもの全て持っていて、行きたいところにも全て旅行に行って、特に欲しいものがないとした時に、望むものは何ですか?」

とのことです。

 

この回答を“自分を作らず”に本音で答えた内容には、確かにその人の本質が出るなと思いました。

 

ただ、本質はわからない人はどれだけかかってもわからないでしょうし、わかる人は、今までの細々書いてきたこと関係なく、比較的短期間でわかるものだと思います。

その鍵はその人に対する関心ですね。