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(blog)初任給の季節

業務部の三浦です。

 

新卒の方々が初任給を受け取る季節ですね。

最近の方々は親に何かプレゼントしたりするのでしょうか・・・。

 

私は都市銀行に入行したのですが、その時の初任給は174,000円だった事を覚えています。

 

商社やメーカーに就職した友人と比べて「少ないなぁ」と思う一方、30前後から急激に昇給していくことや、退職金が分厚い事を知っていたのでそんなに不満はありませんでした。(結局、給与がUPする前に退職してしまったのですが・・・)

 

そして、最近はどうなのかなと見てみると、メガバンクでも20万円ほど。

東証一部上場企業の平均初任給が21万円ですから金融最大手でこれはやはり少ないなぁという印象です。

 

同一労働同一賃金、雇用流動化、人手不足の影響もあってか、初任給を大きく引き上げて優秀な人材を早期に囲い込もうという動きが出てきたり、富士通のようにリストラの対象を45歳以上とするという衝撃的なニュースを見ていると遅かれ早かれ労働市場の職務給化、雇用流動化への流れは避けられないことを実感します。

 

初任給を引き上げられる企業というのは裏を返せば優秀な人材の見極めに自信があり、人事制度に柔軟性のある企業と言えます。

 

そのような先進的で魅力ある企業が初任給の引上げをもって優秀な人材をどんどん確保していくと、年功序列色が特に濃く硬直的な人事制度をもった銀行のような業態が採用市場で取り残されないためにはいかに独自色を出して人事制度の転換を図っていくことができるかが重要になるでしょう。

 

ところが、直近の銀行の新卒採用キャッチフレーズを見てみると・・・。

 

【SMBC】…「かつては銀行と呼ばれていた」

【MUFG】…「頂を超えて」

【りそな】…「銀行。その先へ」

【みずほ】…「みずほらしくない人に会いたい」

【きらぼし銀行】…「東京圏発。銀行を超える銀行」

【鹿児島銀行】…「銀行からはみ出せ」

 

以下、同文・・・。

 

旧態依然とした銀行は採用まで護送船団。
未来形の表現は今は何も変革を起こせていないことを暴露するかのごとく自虐的なものとなっていました。
銀行にイノベーションを起こせるような人材がいるとすれば、彼らはこれをみて「ヤバい・・・」となるのではないでしょうか。

一方で・・・。

【ジャパンネット銀行】…「金融の顔がある、ITの顔もある。」

現在進行系で自社を表現できると説得力が各段に増しますね。

がんばれ銀行。