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(blog) コロナ禍で変化したコミュニケーション 変わらない価値

業務部の下村です。

今年ももうすぐ終わりです。本当にあっという間でした。

 

2020年のはじめ、世の中はコロナの世界になり、2年間この時間を過ごしてきました。

既に価値観も変わりはじめ、特に私たちが業務分野として取り扱う、「働く」「集う」「コミュニケーション」「モチベーション」の分野については、大きく影響を受け、考え方も変化し、それに伴う労務の諸問題も変わってきていると実感しています。

 

11月に日本生命が行った調査結果(https://www.nissay.co.jp/news/2021/pdf/20211117.pdf)では、職場で“飲みニケーション”が「必要」「どちらかといえば必要」と回答した方が38.2%となり、昨年から16.1ポイント減少したとのことです。また、コロナ禍が終わってもテレワークを継続したいと回答した人は73.1%にのぼり、コミュニケーションが取りにくい(39.2%)等という面があるものの、通勤時間の減少(77.1%)等補って余るほどの利点を感じているという結果も出てきています。

 

コロナ禍で会食できない時間が続き、業務においても対面でなくリモートでの打合せが常態的に行われ、出勤でなくコミュニケーションが取りづらいテレワークでも仕事を進めてこれたことから、お酒での交流や対面での業務の必要性に疑問を抱くようになったこともあるからと思われます。

 

調査によると、“飲みニケーション”が「必要」「どちらかといえば必要」と回答した方の理由として、「本音を聞ける・距離を縮められる(57.6%)」「情報収集を行える(38.5%)」「ストレス発散になる(33.6%)」「悩み(仕事)を相談できる(29.2%)」等とあり、「不要」「どちらかといえば不要」と回答した理由として、「気を遣う(36.5%)」「仕事の延長と感じる(29.5%)」等とありました。

 

私はこの結果は、お酒の交流だけでなく、業務での対面やコミュニケーションについても良く表しているものだと感じています。

 

今後、コロナ禍がより落ち着いていった場合は、コロナ前からは変化した(というか)、コロナ前には表面にでていなかった(出しづらかった)、個々人やケース・状況ごとに応じた、適度な、適切なコミュニケーションの取り方を考慮し、尊重して相互に気持ちよく働ける環境を提供していく必要がでてくると感じています。

その中で“飲みニケーション”や“対面でのコミュニケーション”も有用性が再評価されることになると思います。

 

これからは、こうあるべき、みんなこうでなくてはならない・・・という一律的な固定概念ではなく、組織にいる、組織の中の自分であることを認識し、そこで求められるマナーや共通の使命・価値観、大切なこと、ルール等を順守したうえで、個々人の気持ちを尊重し介入せず否定しない(当たり前なのですが)スタンスで進めていくことを一段と意識する必要があると考えます。

 

最後になりますが、皆様本年は大変お世話になりました。

今年は昨年に比べて格段に対面でお会いできることも多くなり、また集客でのセミナーも開催することができ、対面の必要性・有用性、顔を合わせてお話をする価値を改めて実感する1年でした。

そしてZOOM等のツールの有用性も実感し、対面だけが絶対ではなく、併用しお互いの都合や状況に応じ適切に使い分けることで、皆様とより一層コミュニケーションが心地よく充実したものになったと思っています。

 

2020年11月3日、日本経済新聞朝刊紙面で掲載された帝国ホテル130周年記念の全面広告(https://marketing.nikkei.com/case/newspaper/detail/000641.html)に下記のメッセージがありました。

 

―「集う。その力を信じている。」―

 

来年は、それが本当に見える年になると思います。

油断はできませんが、希望は持って、楽しみに信じたいと思います。

ありがとうございました。

 

よいお年をお迎えください。